自然豊かな南信州では、美味しい野菜やキノコ、果物など沢山の新鮮な農産物が溢れています。
クオーレ ヴェルデではその美味しい食材を更に美味しく召し上がって頂けるよう、私たちが得意とする中部イタリア、ウンブリア州の伝統的なお料理を中心に、どなたでも気軽に召し上がって頂けるカジュアル・イタリアンを目指しています。
店名「Cuore Verde 」とは
イタリアの中心に位置し、山々に囲まれたウンブリア州、その愛称はクオーレ ヴェルデ『緑の心臓』と呼ばれており、イタリアの大切な自然、農産物の生産の中心となっています。山々に囲まれ海の無いウンブリア州はまさに長野県の環境によく似ていて、そこで育まれた食文化もまた地元で取れる農産物をより美味しく食べる為の伝統的な田舎料理です。私はそのウンブリア州にあるトラットリア・ピッツェリアで約5年間料理を学びました。緑の心臓を通じて生産者さんとお客様を繋ぐお店を目指しています。
店内は白を基調にしたフロアと黒を基調としたフロアがございます(30席)。季節に合わせた装飾でお客様をお待ちしております。
春から秋にかけて、天候の良い日はテラス席(20席)のご利用もおすすめです。
・店内は終日禁煙とさせて頂きます。
おタバコをお吸いの方はテラス席又は、外の喫煙所でお願いいたします。
※テラス席も周りに別のお客様が居る場合は禁煙でお願いいたします。
・テラス席はワンちゃんと一緒にご利用いただけます。
・小さなお店ですのでランチタイムのご予約はお受けしておりません。直接ご来店ください。
・ランチタイムは2時間までの利用時間制限がございます。
・混雑時のランチタイムの6名様以上の団体様はバラバラに時間差案内になってしまいます。
ディナー予約はご予約可能です。ディナーの6名以上は必ずご予約をお願いいたします。
・お子様用のイス(一脚のみ)、食器の準備は御座います。ベビーカーでのご入店も可能です。離乳食の持込もOKです。他に必要な物はお声をおかけください。
※お子様の入店は大歓迎ですが、歩き回りや、きちんとお席に座っていられないお子様、テラスやお庭、駐車場で遊んでお子様を遊ばせてしまうグループは危険防止の観点からご入店をお断りしております。 ※当店はお席にきちんと座って頂ければどんなに騒がしくても大丈夫です。ご家族で楽しくお食事頂ければと思います。
当店で提供するパスタは『ストランゴッツィ』です。
Strangozzi (ストランゴッツィ)とはウンブリア州のスポレートと言う町で生まれた『靴ひも』という意味を持つ太麺のロングパスタです。一般的なパスタで使われる卵やセモリナ粉を一切使わず、小麦粉、水、塩、のみで作る白くシンプルな田舎パスタです。決してお洒落なパスタではありませんが、ウンブリア州を代表する伝統的なパスタの一つです。
特殊なパスタの為、お口に合わない方も多いかもしれませんが、私はこのパスタが大好きです。 是非多くの方に知って頂きたく、当店はストランゴッツィ専門(他のパスタはありません)で営業させて頂いております。
当店のストランゴッツィはイタリアで学んだ伝統的な製法で、上伊那産の小麦粉100%にこだわり、地下50メートルから汲み上げた地下水で手作りしています。
当店自慢のイタリアの郷土パスタ『ストランゴッツィ』を是非一度ご賞味ください。
ピッツァは誰もが知っているイタリアを代表する大衆食です。
勿論イタリア全土で食べられていますが、大きく分けると生地はナポリ風、ミラノ風(ローマ風)にわかれます。
一般的にナポリ風の生地は手で伸ばすことで、コルニチョーネ(額縁)と呼ばれる『フチ』の部分が厚く、モッチリした生地が特徴です。一方ミラノ風(ローマ風)は、のし棒で薄く均一に伸ばし、薄くサックリした生地のピッツァです。最初にナポリピッツァが生まれ、だんだん都会に行くほど、火が入りやすく、食べやすく、スタイリッシュに薄くなったと言われています。
イタリアでも地域やお店によって生地のタイプは様々です。
当店のピッツァはナポリ風と言われる物です。本場イタリアで学んだ製法を更に独自で改良し、地元の上伊那産の小麦粉を使い、地下50メートルから汲み上げた地下水、天然酵母、こだわりの海塩を使い、450℃の石窯で焼き上げる本場に負けない、本場より美味しいピッツァを目指しています。
本来であればピッツァ専用の粉を使えば簡単に美味しい生地が出来ます。
しかし、ここの土地でしか出来ないピッツァを是非召し上がって頂きたい思いから、地元、上伊那群で作られた小麦粉100%と店内の井戸からくみ上げた地下水、天然酵母にこだわって作っています。
日によって出来不出来もありますが、これからも信念は曲げずに出来るだけ良いものを提供できるよう頑張っていきます。
勿論材料だけではなく、ピザ窯にもこだわりがあります。
当店のピザ窯はあえてガス窯を使用しています。
イタリアでは5年間薪窯を使っていましたし、私も昔は薪窯が一番美味しいピッツァが焼けると思っていました。しかしイタリアの師匠からは重要なのは熱源ではなく窯の構造と窯の材質だよとよく言われていました。帰国後、日本では、薪窯、ガス窯、電気窯と色々な窯に触れる機会があり、やっとその意味が分かりました。パン窯もそうですが、実際に焼いているのは炎ではなく、石窯に蓄えられた輻射熱です。熱源が何であるかは殆ど関係がないのです。一般的によく聞く薪の香りですが、1分半程の短時間で焼き上げるピッツァには薪の香りが付くはずもありません。人間は薪で焼いた方が美味しいはずと言う思い込みがあるからです。
特に薪窯は初期投資が安くすむ為、日本でも多くのピッツェリアで使われています。
しかしそんな経験からあえて私達が選んだのはガス窯です。
ガス窯は初期投資とランニングコストが高いのが難点ですが、蓄熱性能と輻射熱がしっかりした当店の窯はシーズンを通して安定した美味しいピッツァを焼く事ができます。 薪焼きのピッツァが一番だと思っている方、当店のピッツァを是非一度食べてみてください。
偏見のないフラットな気持ちで召し上がっていただければ、きっと新たな発見があると思います。
南信州、下伊那、上伊那地域は食材の宝庫です。新鮮な野菜、豚肉、牛肉、ジビエ肉、サーモン、豊富なキノコ、果物や木の実、小麦粉まで、挙げればきりがありません。
現在は流通の進歩のお陰で、都会でも地方の新鮮な食材が食べられる様になりました。
しかし、本当に新鮮で美味しい物は地元でなければ食べられないと思ています。
当店のサラダやお料理に使用している野菜は地元、飯島町と隣の中川村の農家さん達が、無農薬、有機栽培にこだわって愛情こめて作って頂いている野菜が中心です。季節によってその時取れる新鮮な野菜を届けて頂いています。恵まれた自然と農家さんの努力でそのまま食べてもとっても美味しい野菜達です。
当店ではこの恵まれた環境を生かして、地元産の野菜やお肉、小麦粉など地産地消にこだわっています。
イタリア・ウンブリア州と同じく逆に海魚や魚介類料理は御座いませんのでご了承ください。
近くの与田切公園内には、信州の名水に認定されている「越百の水」があり、中央アルプスに降り注いだ雪や雨が長い歳月をかけて流れてきた地下から汲み上げている適度なミネラルを含んだ美味しいお水です。
当店も敷地内に地下50メートルの井戸があり、同じ水脈から汲み上げた地下水をピッツァやパスタの生地等の仕込みや、ドリンクバーお飲み物などに使用しています。
この土地にしかない大自然の恵みが美味しさの秘密です。
営業時間
ランチタイム 11:00〜15:00
(サラダバー14:00終了)
ディナータイム 17:30〜21:30
(L.o21:00)
※カフェ営業は行っておりません。
定休日 毎週月曜日 第1,第3火曜日
祝日の場合は営業、翌日振替休業
〒399-3705
長野県上伊那郡 飯島町 七久保454-1
TEL.0265-96-7234
(ランチタイムのご予約は承っておりません。)